この曲を語る上で避けて通れないのが、「生きてることが辛いなら いっそ小さく死ねばいい」というあまりにもセンセーショナルな歌い出しだ。リリース当時はメディアでの歌唱が制限されるなど、世間に大きな波紋を広げた。
しかし、歌詞を最後まで注意深く読めば、その意図が全く異なるものであることが分かる。これは死への誘いではない。むしろ、「そこまで追い詰められているのなら、一度すべてを投げ出して、自分の中の古い自分を死なせてしまってもいい」という、極限状態の人間に向けた究極の逃げ道の提示なのだ。張り詰めた心を一度リセットするための、逆説的な優しさがここには込められている。