熾烈を極めた最終決戦「竜」との戦いにおいて、才子は自ら前線に立ち続け、毒に侵されながらも仲間と共に東京の崩壊を食い止めた。終戦後、CCGが解体され新組織「TSC(東京保安委員会)」が設立された際も、彼女はその卓越した能力を社会の融和と平和のために捧げる道を選んでいる。
後日談で描かれた才子は、かつての引きこもり生活から脱却し、立派な指導者・戦力として後進を見守る頼もしい姿を見せていた。自らの意思で歩み始めたその結末は、悲劇に彩られた作品全体の中でもひときわ眩い光を放っている。傷つきながらも生き抜いた彼女の軌跡は、過酷な宿命に対する明確な勝利の証だった。