万が一、目の日焼けによる充血や痛みに襲われた場合、冷静かつ迅速な応急処置が回復の鍵を握る。まず絶対に行なってはならないのが「目を擦る(こする)」ことだ。ダメージを受けた角膜表面の細胞が剥がれ落ち、傷がさらに深くなってしまう。
眼科医が推奨する最初のステップは、患部を冷やすこと。濡らした清潔なタオルや保冷剤を薄い手ぬぐいに包み、閉じたたまぶたの上から優しく当てて炎症を鎮めよう。次に有効なのが「人工涙液」の点眼だ。防腐剤が入っていない人工涙液を頻繁に点眼することで、目に入った異物を洗い流し、乾燥した角膜を保護できる。市販の充血取り目薬の中には血管収縮剤が含まれているものがあり、一時的に赤みは引くものの、回復を遅らせる恐れがあるため使用を避けたほうが賢明だ。痛みが強い場合や翌朝になっても改善しない場合は、速やかに眼科を受診して専門的な治療を受けるべきだ。