忍たま6年生の魅力を体感する上で、絶対に外せないテレビアニメの神回とメディアミックス展開の金字塔が存在します。
アニメ本編における代表的な名エピソードとしては、予算を巡って潮江文次郎と各委員長が火花を散らす「予算会議シリーズ」、立花仙蔵が後輩のドタバタに巻き込まれつつもプロの意地を見せる「作法委員会の段」、そして前述の「同室シリーズ」が挙げられます。また、映画『劇場版アニメ 忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段』や近年の劇場版作品では、ギャグを封印した6年生の本格的な忍者アクション・暗殺術・戦術指揮が描かれ、その高い戦闘能力に多くの観客が息を呑みました。
さらに、忍たま6年生ブームの起爆剤となったのが、2010年から続く『ミュージカル「忍たま乱太郎」(通称・忍ミュ)』です。従来の児童向けアニメの舞台化という枠組みを大きく超え、6年生をメイン主軸に据えたシリアスかつエモーショナルなオリジナルストーリーを展開。本格的な殺陣、アクロバット、戦国時代の生と死を描き切る脚本により、2.5次元ミュージカル界において異例のロングラン記録を打ち立てました。忍ミュを通じて6年生のバックボーンに触れ、原作やアニメへ還流した大人のファンは計り知れません。