ブームを後押しするもう一つの大きな要因は、一人外食文化の成熟だ。
「誰にも気兼ねせず、自分のためだけに時間と予算を使いたい」。そんなソロダイニングの需要に、このワンプレートは完璧に応えている。ハンバーグもエビフライもグラタンも、本来なら個別に注文しなければ味わえないご馳走ばかりだ。それを少しずつ、一つの皿で楽しむことができる多幸感。
「一週間の仕事を終えた金曜日、自分を労うためにこのプレートを頼む」。都内のIT企業に勤める30代女性は語る。周囲の目を気にせず、思い切り好きなものを頬張る時間は、明日への活力へと直結している。