かつての日本のテレビ業界には、旧ジャニーズ事務所に対する強固な「忖度(そんたく)」が存在していた。競合する男性アイドルグループの排除や、不都合な報道の握りつぶしなどが常態化していたとされる。しかし、性加害問題の告発を機にメディアの姿勢は一変した。
忖度という防壁を失ったキスマイを待ち受けていたのは、純粋な実力主義の波だ。他事務所のボーイズグループが台頭する中、彼らは自らのパフォーマンスとタレント性だけで勝負することを余儀なくされた。この変化は、彼らにとって試練であると同時に、真のアーティストとしての実力を証明する契機にもなっている。