かつて、10代の櫻井翔がジャニーズ事務所(現STARTO ENTERTAINMENT)に入所した際、父・俊氏は猛反対したというエピソードは有名だ。厳格な官僚一家で育った翔が芸能界という不安定な世界に飛び込むことに対し、父としての懸念は当然深いものだった。
しかし、「嵐」としての活動を続けながら慶應義塾大学を卒業し、学業と芸能活動を見事に両立させた息子の姿を見るにつれ、父の態度は氷解していった。STARTO ENTERTAINMENTへの移行期やグループ活動休止といった激動の局面においても、父は常に静かに息子を見守り、一人の社会人として深いリスペクトを捧げるようになったという。