バストの形状は、乳腺の量や脂肪の付き方、皮膚の柔軟性によって千差万別です。一般的に下着設計やボディメイクの現場では、以下の主要な6つのバストタイプに分類されます。
1. 半球型(お椀型)
バストの底面積と高さのバランスが均等で、お椀を伏せたような丸みを持つ形状です。デコルテからアンダーにかけてふっくらとした厚みがあり、一般的に最もブラジャーが合いやすい「黄金比」と評されます。
2. 皿型(浅型・平胴型)
底面積(バージスライン)が広く、バストの突出(トップの高さ)が控えめなタイプです。正面から見ると面積が広く見えますが、厚みが薄いため「カップが浮きやすい」「サイズ通りのブラを着けるとワイヤーが刺さる」といった悩みを抱えやすい特徴があります。
3. 三角型(円錐型)
底面積が狭めで、トップに向かってシャープに突き出している形状です。乳腺がしっかり発達している若い世代に多く見られ、トップの位置が高く横に広がりにくい一方、カップの先端が余りやすい傾向があります。
4. 釣鐘型(しずく型・ドロップ型)
デコルテ付近のボリュームがやや控えめで、バスト下部に脂肪が集まっている形状です。自然な重みで下に向かってふくらみを持つため、無理に寄せて上げないと上胸が寂しく見えやすい側面があります。
5. 離れ乳(サイド広がり型)
左右のバストトップの間隔が広く、乳頭が外側を向いているタイプです。肋骨の形状や胸筋の付き方、就寝時の横流れなどが影響しており、谷間ができにくい点が特徴です。
6. 下垂型(垂れ乳)
バストを支えるクーパー靭帯が伸びたり皮膚の弾力が低下したりすることで、トップの位置がアンダーバストのラインよりも下がり気味になっている状態を指します。