高坂SAは高速道路利用者だけの特権ではありません。一般道から施設を利用できるウォークインゲート(ぷらっとパーク)が上下線双方の外周部に整備されています。専用の無料駐車場(各線十数台分程度)に車を停め、ゲートを通って徒歩で館内に入れば、高速料金を支払うことなくフードコートやお土産売り場を存分に堪能できます。
一方、ドライブ中の休憩拠点として高坂SAを利用するドライバーが頭に入れておくべきなのが、関越道特有の渋滞メカニズムです。高坂SA付近は「高坂サグ(緩やかな下り坂から上り坂へと変化する窪地構造)」が存在し、無意識の速度低下が原因で休日の夕方から夜間にかけて上り線で激しい自然渋滞が発生しやすいポイントとして知られています。
このため、日曜の17時〜20時頃に上り線を利用する場合、高坂SAの手前数キロから本線が完全にストップし、SAの流出車線に入るまでに長い時間を要するケースが珍しくありません。「渋滞で疲れたから高坂SAに入ろう」と考えるドライバーが集中し、駐車場内も満車・空き待ちの列が発生しやすくなります。この時間帯に差し掛かる場合は、手前の上里SAや嵐山PAで早めに休憩を済ませるか、あらかじめ時間帯をずらして通過する判断が極めて重要です。
また、車中泊を検討しているドライバーにとっても、高坂SAは24時間営業の給油所・売店・綺麗なトイレが揃っており設備面では非常に優秀です。ただし、大型トラックの出入りが多くアイドリング音が響きやすいため、就寝時は本線側やトラック専用レーンから離れた普通車用駐車マスを選び、耳栓などの防音対策を整えておくことが快適に過ごすコツです。