仕上がりの美しさと持ちを左右するのは、接着前のプレパレーション(下準備)である。現場のトップネイリストが口を揃えるのは、自爪の油分と水分の完全な除去だ。エタノールやプレプライマーで爪表面を徹底的に清浄化し、サンディングで微細な凹凸を作ることが、リフト(浮き)を防ぐ絶対条件となる。
装着時は、ベースジェルをチップの内側根元寄りに適量乗せ、爪の生え際から45度の角度で気泡が入らないよう滑らせるように密着させる。ここで空気が混入すると、見た目を損なうだけでなくグリーンネイルなどのトラブル原因になりかねない。仮硬化用の小型LEDライトで根元を数秒固定してから本硬化に移る手順を踏むことで、3週間以上びくともしない驚異的な密着力が生まれる。YouTubeなどの実演動画でもこの「45度アプローチ」が頻繁に解説され、セルフ派のスタンダードな技術として定着した。