化粧品技術の進歩は目覚ましい。資生堂をはじめとする国内トップメーカーの最新研究では、有用成分を効率的に角層深部へ届けるデリバリーシステム(DDS)の開発が目覚ましい成果を上げている。
皮膚科医の知見によれば、皮脂膜と類似したナノサイズのエマルジョン技術を採用した製品など、製品の分子構造に応じた最適な塗布タイミングが存在するという。極小分子の有効成分を含むエッセンスは、皮脂膜に阻害されない洗顔直後または化粧水直後のタイミングで投入してこそ、真価を発揮する。
科学的根拠に基づいた順番の組み立ては、単なる気休めではなく、製剤設計の意図を100%引き出すための合理的な戦略なのだ。