トイレの水が流れない原因と直し方!自力で直す応急処置と修理相場

トイレの水が流れない原因と直し方!自力で直す応急処置と修理相場

トイレの水が流れない原因と直し方!自力で直す応急処置と修理相場の特集記事をご紹介します。最新トレンドが詰まっています。

住宅設備大手の2大巨頭であるTOTOとLIXIL(旧INAX)では、採用されている内部構造や最新タンクレストイレの制御ロジックに明確な差異が存在します。

TOTOトイレの水が流れない時の対処において、近年特に普及している「ネオレスト」などのウォシュレット一体型・タンクレストイレでは、停電や断水、電子基板のエラーによって電気駆動の電磁弁が閉じたままになるケースが目立ちます。TOTO製品の多くは、本体の左奥やカバー内部に「手動レバー」や「引っ張り紐」が格納されており、これを手動で操作することで、無電力下でも機械的に排水弁を開放して水を流す非常時機能が標準搭載されています。また、従来のタンク式便器における定番トラブルとして、ボールタップ内の「ダイヤフラム」と呼ばれるパッキン部品の劣化があります。レバーを引いてもタンクに水が入る音がしない、あるいは甲高い異音(ヒステリシス音)がする場合は、このダイヤフラム(品番:TH405Sなど)の交換が必要です。

一方、LIXIL・INAX便器の給水トラブルでは、「サティス」シリーズに代表されるスマート便器において、水抜き栓ストレーナーの目詰まりが給水量不足を招く事例が多く報告されています。ストレーナー内に微小な配管錆が噛み込むと、センサーが水圧不足を感知して洗浄シークエンスを安全停止させます。また、LIXILの一般的な手洗い付きタンクでは「プロガード仕様」などの特殊コーティングが施されている一方、内部の給水弁に内蔵された逆止弁の固着によって水が給水管から上がってこなくなる事例があり、ドライバーで手動弁の開閉を繰り返して固着を解除するメンテナンスが有効です。

山本 拓海
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山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。