エクセルを操作する上で、意外と混同されがちなのが「枠線(目盛線)」と「罫線」の違いです。この2つの性質を正しく理解していないと、意図しない印刷ミスやレイアウト崩れを引き起こす原因になります。
枠線(目盛線)とは、初期状態でシート全体に薄いグレーで表示されているガイドラインのことです。これは作業中にセルの位置を把握するための視覚的アシストに過ぎず、標準設定のままでは印刷時に紙へ出力されません。リボンの「表示」タブにある「目盛線」のチェックを外せば、画面上から非表示にできます。
一方、罫線はユーザーが特定のセル範囲に対して意図的に指定する装飾線です。実線、太線、点線、二重線などの種類やカラーを自由に指定でき、印刷時にもそのまま反映されます。「印刷プレビューを見たら線が消えていた」というケースの多くは、枠線が見えているだけで実際には罫線を引いていなかったことが根本的な原因です。