創設以来、長らく男子のみの教育機関として運営されてきた高等工科学校ですが、防衛省が進める人的基盤の強化およびジェンダー平等の一環として、女子生徒の受け入れ(共学化)が本格始動しました。
神奈川県横須賀市の武山駐屯地内では、女性専用の寄宿舎(生徒寮)の新設・改修、プライバシーに配慮したセキュリティ設備の導入、女性指導官・医官の増員など、万全の受け入れ態勢が整備されています。教育課程そのものは男女同一であり、一般科目、工学基礎、電子・サイバー訓練、防衛基礎学、戦闘訓練に至るまで、男子とまったく同じカリキュラムを履修します。
募集初年度から女子枠に対する応募は殺到しており、志願倍率は10倍を優に超える激戦となっています。自衛隊内における女性自衛官の職域拡大(戦闘機パイロット、護衛艦艦長、情報・通信部隊の要職など)を背景に、将来の防衛技術・幹部候補生を目指す意欲の高い女子中学生から熱烈な支持を集めています。