誰もが最も疑問に思うのが「10台分の通信費をどう支払っているのか」というコスト面です。大手キャリアの大容量プランを10回線契約すれば、毎月の通信費は7万円から10万円近くに達してしまいます。しかし、実際の10台持ちユーザーは徹底したコスト圧縮戦略を敷いています。
その中核となるのが格安SIMの複数契約と基本料0円プランの活用です。10台すべてに独立した音声通話SIMを挿す必要は全くありません。外出先で通信が必要な端末には超低容量SIMやeSIMを割り当て、屋内で稼働させる端末は自宅の光回線やモバイルルーター(Wi-Fi)にぶら下げる「Wi-Fi専業端末」として運用します。
国内の通信キャリアには「1名義あたり原則5回線まで」という契約上限(短期解約ブラックリスト対策や転売防止ルール)が存在します。そのため、複数のMVNO(格安SIM事業者)に回線を分散させたり、同一キャリア内でデータシェアプランを組んだりするのが常套手段となっています。
このように、基本料金が極めて安いプランをパズルのように組み合わせることで、スマホ10台の月額料金を1万円未満に抑え込むことが十分に可能です。不要になった旧型端末(白ロム)を中古市場で安価に調達し、SIMを挿さずに使い倒す手法が確立されています。