掲示板で今なお伝説として語り継がれているのが、稀代の名馬ディープインパクトとの記憶だ。「走っているというより、飛んでいる感じ」という名言を残した三冠劇、そして国内唯一の敗戦となった有馬記念の夜にネットが揺れた衝撃は、今も過去ログに克明に刻まれている。当時、2ちゃんねる競馬板のサーバーが落ちるほどのトラフィックを記録したエピソードは、古参ファンの間では有名な語り草だ。
そして時を経て、競馬ファンを再び熱狂の渦に巻き込んだのがドウデュースとのコンビである。日本ダービー(東京優駿)でのレコード勝ち、不屈の闘志で掴み取った有馬記念、そしてその後の大舞台で見せた神懸かり的な手綱さばき。ドウデュースの背中で見せる冷静沈着なレース運びは、ネット上で「衰えた」と書き散らしていたアンチたちを一瞬で沈黙させた。名馬の能力を限界まで引き出すその技術は、時代が変わっても色褪せない。