球体の内部に足を踏み入れると、そこにはドーム型プラネタリウム「天球劇場」が広がっている。近年行われた大規模な光学・デジタル投影システムの刷新により、最新の天体データに基づいたリアルな星々がドーム全域に投映されるようになった。
単に星座を鑑賞するだけの場所ではない。2026年の現在、ここではクリエイターによるデジタルアート作品の上映や、生演奏の音楽と星空を融合させた夜間限定のライブイベントが定期的に開催されている。シートに深く腰掛け、頭上に広がる暗闇と光の粒子に包み込まれる感覚は、まさに宇宙空間を漂うような全感覚の没入体験だ。かつて子供の頃に訪れたという地元の若者が、大人になって新たな感動を求めてリピートするケースも相次いでいる。