ブロッコリーが持つ機能性成分の中で、医学・予防医療の分野から最も熱い視線を集めているのがファイトケミカルの一種であるスルフォラファンです。
スルフォラファンは、アブラナ科植物に含まれるグルコラファニンという前駆物質が、植物自身の酵素(ミロシナーゼ)や腸内細菌によって分解されることで生成されます。体内の抗酸化・解毒酵素を活性化するスイッチを入れる働きを持ち、その抗酸化作用はビタミンCのように一時的なものではなく、一度体内に取り込まれると約3日間にわたって効果が持続するという驚異的な特性を持っています。
肝機能の向上、アルコールや有害物質の代謝促進、終末糖化産物(AGEs)の生成抑制といった多面的な健康ベネフィットが解明されています。さらに、このスルフォラファンをより濃密に摂取したい層の間で人気なのが発芽直後のブロッコリースプラウトです。発芽3〜4日目の幼苗には、成熟したブロッコリーの約20倍以上のスルフォラファン前駆体が含まれており、サラダやスムージーにひとつまみ加えるだけで効率的なインナーケアが実現します。