Q1:原発事故の放射線が原因で亡くなった一般住民は本当に一人もいないのですか?
A1:はい。国内外の専門機関であるUNSCEAR(国連科学委員会)やWHO(世界保健機関)の調査報告において、放射線の直接被曝を原因として死亡した一般住民は「ゼロ」と確認されています。一般住民の被曝線量は健康に重大な影響を及ぼす水準を大きく下回っていました。
Q2:なぜ福島県は岩手や宮城に比べて「震災関連死」が突出して多いのですか?
A2:原発事故による広範囲の避難指示が出されたことで、重症患者や要介護高齢者が十分な医療支援のないまま長距離搬送を余儀なくされたことや、何年にもわたる長期の避難生活による心身の疲弊、環境変化のストレスが極めて大きかったためです。
Q3:原発作業員で労災認定された死者がいると聞きましたが本当ですか?
A3:2018年に、事故収束作業に従事し累積約195ミリシーベルトの被曝を受けた後に肺がんで亡くなった元作業員の男性に対し、厚生労働省が労災認定(死亡)を行いました。これは労働者補償制度の基準に基づく行政認定であり、個別事案における医学的な単一因果関係の証明とは異なる側面を持ちます。