明治5年(1872年)、政府はメートル法への移行を見据えつつも、当面は尺貫法を維持する方針をとった。最終的に1958年(昭和33年)、取引や証明における尺貫法の使用が法律で原則禁止され、公式な距離単位としての「里」は歴史の表舞台から姿を消した。建築業界の「坪」や「間」が根強く残ったのに対し、「里」は急速にメートルへと置き換わっていったのである。
それでもなお、「一里塚」「千里の道」「一里四方」といった言葉は日本語の語彙として深く根付いている。公的な単位ではなくなったからこそ、そこには数字以上の情緒や歴史のストーリーが宿る。「一里は何キロか」という問いは、過去の知恵と現代のテクノロジーを結びつける、タイムトラベルの入り口と言えるのかもしれない。 (出典: 一 里 何 キロ(Yahoo!ニュース))
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