キッズ系ジャンルにおける最大の分岐点となったのが、FTC(米国連邦取引委員会)による監視の目と、それに伴うCOPPA(児童オンラインプライバシー保護法)の厳格適用である。これにより、子ども向け動画におけるパーソナライズド広告の掲載が全面的に禁止された。閲覧者の行動履歴に基づいた高単価なターゲティング広告が打てなくなったダメージは壊滅的だ。
一般の動画であれば視聴者の関心に合わせた高額な広告が表示されるが、子ども向けコンテンツではノンターゲティング広告しか出稿できない。結果として広告主の出稿意欲は冷え込み、インプレッション単価は急降下した。YouTube Kidsアプリの普及により、子供向けコンテンツ専用の隔離空間が形成されたことも、従来のトラフィック循環を大きく変える要因となっている。