羽田空港第3ターミナルの最大の特徴は、24時間運用の国際拠点である点です。深夜1時〜早朝6時台にかけて多くの長距離路線やLCCが発着するため、ロビーには夜を明かす渡航者や乗り継ぎ客が常に滞在しています。しかし、事前の下調べなしに訪れると、ベンチの争奪戦や営業店舗の少なさに疲弊しかねません。羽田空港第3ターミナル深夜の過ごし方には、明確な戦略が求められます。
まず押さえておきたいのが食事環境です。羽田空港第3ターミナルレストラン24時間営業の店舗は、一般エリア(ランドサイド)の4階「江戸小路」や飲食ゾーンに点在しています。「吉野家」や「モスバーガー」といったファストフードチェーンに加え、一部の和食・カフェ・ラーメン店が深夜営業を継続しています。また、出国審査後の制限エリア(エアサイド)内でも、フードコートの一部店舗や24時間営業のカフェスタンドが営業しており、深夜便搭乗直前の軽食調達には困りません。
深夜のショッピング環境としては、羽田空港第3ターミナル免税店営業時間が出国便のスケジュールに合わせて柔軟に設定されています。総合免税店「TIAT DUTY FREE SHOP CENTRAL」などは24時間体制で営業しており、深夜発のロングフライト前であっても、化粧品、酒類、タバコ、銘菓類の購入が可能です。ただし、ブランドブティックや一部の専門店は22時〜23時頃に閉店するため、特定ブランドの買い物を目指す場合は事前確認が欠かせません。
深夜の長期待機で手荷物が邪魔になる場合は、羽田空港第3ターミナル手荷物一時預かり所の活用が現実的です。2階到着ロビーおよび3階出発ロビーに設置されており、24時間年中無休で荷物を預かってくれます。料金は手荷物のサイズに応じて1日(または24時間)あたり数百円〜1,000円程度で設定されており、大きなスーツケースを預けて身軽になった状態で、後述する商業施設や温泉へ向かうのが手慣れたトラベラーの鉄則です。