グループ内でのポジションやパフォーマンス力の差に葛藤しながらも、彼女は持ち前の根性で食らいついた。エリート肌の高橋愛がセンターとして頭角を現す中、紺野あさ美は親しみやすいキャラクターと独特の愛くるしさで確固たるファン層を獲得していく。
当時の所属事務所であるアップフロントプロモーションの関係者も、彼女の粘り強さを高く評価していた。深夜におよぶ振り付けの復習やボイストレーニングを妥協せずこなす姿は、グループ全体の士気をも引き上げたという。一見可憐なルックスの裏には、アスリートさながらの泥臭い努力が隠されていたのだ。