すでに亀裂が深くなり、「歩くたびにピリッと痛む」「出血している」という状態の時は、角質除去や刺激の強い成分の使用を直ちに中止しなければなりません。かかとのひび割れが痛い時の対処法として最も有効なのは、低刺激な保護と密封保湿です。
皮膚が割れて傷口になっている段階では、尿素やピーリング成分などの刺激物質は激しい痛みを引き起こします。まずは傷口を水で清潔に洗い、純度の高い「白色ワセリン」をたっぷり塗布して患部を保護します。亀裂が大きい場合は、キズパワーパッドなどの湿潤療法用ハイドロコロイド絆創膏や医療用テープで傷口を塞ぎ、皮膚が引き裂かれるのを物理的に防ぐのが効果的です。
痛みが落ち着いて乾燥がひどい夜には、ワセリンとラップを使ったパックケアが重宝します。入浴後、水分を軽く拭き取ったかかとにワセリンを厚めに塗り、食品用ラップをかかと部分だけにふんわり巻き、その上から靴下を履いて15〜20分ほど置きます。密閉効果で角質層に油分が行き渡り、硬くなった皮膚が驚くほどしなやかさを取り戻します。ただし、一晩中ラップを巻いたままにすると汗で蒸れて雑菌が繁殖するため、就寝前には必ずラップを外してください。