インターネット上で散見される誤解のひとつに、「発表された26名が本大会を戦う固定メンバーであり、落選した選手には一切チャンスがない」というものがあります。しかし、FIFAの厳格なレギュレーションを正しく把握していれば、ワールドカップメンバー発表日程の終了後も戦いは続いていることが分かります。
見落とされがちな制度的ルールは以下の通りです。
- 大会初戦の24時間前まで可能な緊急入れ替え:重大な負傷や疾患が発生した場合、チームの初戦キックオフ24時間前までであれば、事前に提出されたバックアップメンバー予備登録(ラージリスト)の中から診断書提出とFIFAの承認を経て、登録メンバーを無制限に入れ替えることが認められています。
- サポートメンバーの帯同:本大会のトレーニングパートナーとして、U-23世代を中心とする若手選手数名が現地キャンプにフル帯同します。彼らは単なる練習相手ではなく、緊急時の代替候補としての実質的なスタンバイ要員です。
- 過密日程と移動ストレスの罠:アメリカ・カナダ・メキシコにまたがる広大な開催地では、気候差と時差によるコンディション急変が日常茶飯事です。「リスト外」となった選手たちにも、常にパスポートとスパイクを準備しておくプロフェッショナリズムが求められます。
代表落ちの報に落胆するファンが多い中、水面下では予備登録メンバーを含めた総力戦が継続しています。サッカー日本代表最新ニュースを追う上でも、バックアップ陣の動向を見逃すことはできません。