現在、山本美憂の人生を支える配偶者は、グアム出身の総合格闘家であるカイル・アグォン(Kyle Aguon)です。かつて米国の総合格闘技団体「PXC」でバンタム級王座に君臨し、日本の「パンクラス」や「RIZIN」でもハイレベルなグラップリングスキルを武器に活躍したトップファイターとして知られています。
ふたりの出会いのきっかけは、2018年頃に山本美憂が練習拠点を米国領グアムの名門ジム「Spike 22」へ移したことでした。同ジムでヘッドコーチを務めていたメロ・チャロファロス氏の指導のもと、カイルは美憂のスパーリングパートナー兼パーソナルトレーナーとして技術向上を支える存在となります。過酷な打撃や組み技の攻防を連日重ねるなかで、格闘家としての相互理解が芽生えていきました。
ふたりの絆が決定的なものとなったのは、2018年9月に訪れた最愛の弟・山本“KID”徳郁氏の急逝でした。深い悲痛に打ちひしがれ、一時はリングに立つ気力すら失いかけた美憂に対し、練習パートナーとして黙々と寄り添い、精神的な防波堤となり続けたのがカイルでした。当時のインタビュー取材において美憂は、「言葉以上に、ただ側にいて自分を信じてくれた存在の大きさに救われた」という趣旨の胸中を明かしています。
その後、2026年5月に公式SNSおよび関係者を通じて正式に結婚(再婚)を発表しました。美憂が1974年生まれ、カイルが1989年生まれであるため、ふたりの年齢差は約14歳(美憂が年上)となります。当時、世間では年の差婚として大きな話題を呼びましたが、現役生活を引退した現在も夫婦仲は極めて円満であり、グアムでの穏やかな生活と日本での活動を両立させる理想的なパートナーシップを築いています。