かつて痛バの所有者は10代〜20代前半が中心だった。だが今、30代以上の働く世代やシニア層にまでその裾野は急速に広がっている。その背景にあるのが、リバーシブル機能やブラインドカバーを採用した「ステルス型」デザインの台頭だ。
通勤・通学時にはシックな本革やキャンバス生地のスタンダードなバッグとして機能し、一歩イベント会場やカフェに入れば、ワンタッチで透明パネルが露出する。この「見せる」と「隠す」を瞬時に切り替えられる柔軟性が、オンとオフを明確に分けたい現代人のニーズに見事に合致した。デザイン面でもニュアンスカラーやグレージュといった落ち着いた色合いが主流となり、日常使いに溶け込む上質さが評価されている。