ラジオDJとしての確固たる地位を築く一方で、彼の才能は意外な分野でも開花した。テレビ朝日系で放送された特撮ドラマ『仮面ライダードライブ』における、変身ベルト「ドライブドライバー」のボイス、通称「ベルトさん」役としての熱演だ。スタイリッシュで威厳のある変身音と、主人公の相棒として温かみのある対話を見せた声の表現力は、子供から大人まで幅広い層を魅了した。
当時の撮影現場やアフレコブースでのエピソードも興味深い。ラジオの生放送とは異なる演技の現場に、彼は持ち前の探求心で挑んだという。自身の声が子供たちのヒーロー体験と直結することへの責任と喜びを語っていた姿は印象的だ。声優としての挑戦は、彼の表現者としての引き出しをさらに広げ、新たなファン層を開拓する大きな契機となった。