個人表彰において「個人スコア(MVP)」と並んで大きな価値を持つのが、「最高スコア賞」と「4着回避率賞」の2大個人タイトルです。これら2つのタイトルは、麻雀における「攻撃力」と「守備力」の極致を象徴しています。
最高スコア記録では、過去に鈴木たろう選手や伊達朱里紗選手が打ち立てた10万点越えの伝説的半荘が語り継がれていますが、今シーズンも1撃で9万点台を叩き出す超大物手が炸裂し、記録更新への期待が高まりました。一撃でチームポイントを数十ポイント押し上げる破壊力は、観戦者を熱狂させる最大のスパイスです。
一方で、プロの凄みが最も凝縮されているのが4着回避率ランキングです。トップを取ることと同等、あるいはそれ以上に難しいとされる「ラスを引かない技術」。オーラスの条件戦における巧みな着順アップや、手牌を崩して徹底的に放銃を避けるベタオリの選択など、守備力に定評のある選手が8割5分以上の回避率を維持してタイトル争いの先頭を走っています。