マーケットが最も熱い視線を注いでいるのが、柳井正氏の2人の息子たちのキャリアです。幼少期から英才教育を受けた2人は、いずれも世界トップクラスのビジネス現場で実力を磨いてきました。
【長男:柳井一海(かずみ)氏】
ボストン大学を卒業後、米投資銀行のゴールドマン・サックスに入社。金融の最前線で企業買収やファイナンスの知見を徹底的に叩き込まれました。その後、ファーストリテイリング傘下の「リンク・セオリー・ジャパン」などで経営手腕を振るい、現在はグループ上席執行役員およびファーストリテイリング取締役を務めています。グローバル投資やブランド管理の要衝を担い、冷静沈着な投資家目線を持つリーダーとして高く評価されています。
【次男:柳井康治(こうじ)氏】
慶應義塾大学を卒業後、三菱商事に入社し、自動車関連のグローバルビジネスに従事。ファーストリテイリング合流後は、グローバルマーケティングやサステナビリティ部門を牽引してきました。近年では、世界的建築家陣と連携して渋谷区内の公共トイレを刷新した「THE TOKYO TOILET」プロジェクトを主導し、カンヌ国際映画祭で話題を呼んだ映画『PERFECT DAYS』の製作にも深く関わるなど、クリエイティブと企業価値向上を結びつける手腕を発揮しています。一海氏と同様、現在はグループ上席執行役員兼ファーストリテイリング取締役の役職に就いています。