テレビメディアの枠組みを離れた彼女たちが真価を発揮しているのが、日本エレキテル連合 YouTubeチャンネル(「感電パラサイト」等)と、定期的な日本エレキテル連合 舞台出演です。
YouTube上では、過度な編集や安易なリアクション企画に頼ることなく、特殊メイクと精巧な衣装をまとった2人だけの会話劇がひたすら投稿されています。演じるキャラクターは、地方都市の孤独な老人、怪しげな宗教勧誘員、社会の片隅で生きる女性たちなど多岐にわたり、哀愁と薄気味悪さが同居する唯一無二のクオリティを保っています。
劇場へ足を運ぶ熱心な観客やネット上のカルチャー愛好家からは、以下のようなリアルな証言が寄せられています。
「『ダメよ〜ダメダメ』しか知らなかった頃に単独ライブを観に行き、あまりの演劇的完成度とダークな脚本に衝撃を受けた。彼女たちは芸人というよりアングラ演劇の劇団に近い」(40代・舞台演劇ライター)
「YouTubeのコント集はもはや短編映画。中野さんの描くシナリオの文学性と、橋本さんの怪演っぷりは現在の若手芸人では誰も真似できない領域に達している」(30代・映像制作関係者)
所属する日本エレキテル連合 タイタンの太田光代社長や爆笑問題も、彼女たちの奇矯な芸術性を高く評価し、商業的な妥協を強いずに自由に創作できる環境を提供し続けています。このバックアップ体制こそが、彼女たちがインディペンデントな表現を貫ける最大の防波堤となっています。