休業期間を経て、彼女が選んだ復帰へのステップは従来のバラエティ番組に頼るものばかりではなかった。大きな転機となったのが、三池崇史監督が手掛けた『初恋』(2019年の映画)への出演である。彼女が演じたのは、恋人を殺害され復讐に狂うヤクザの情婦・ジュリ役だった。
白目を剥いて絶叫し、凶器を振り回す狂気の演技は、かつてのお茶の間タレントの面影を完全に消し去っていた。この体当たりの怪演は国内外の映画ファンから絶賛を浴び、演技派としての新たな扉を開くことになる。さらに、地上波だけでなくABEMAをはじめとするインターネット配信番組へも活動の幅を広げ、酸いも甘いも噛み分けた飾らない本音トークで、同世代の視聴者から新たな支持を獲得していった。