Q1:片側のブーツが破れた場合、反対側も同時に交換すべきですか?
A1:同時交換、あるいは近いうちの交換を強く推奨します。左右のドライブシャフトブーツは同じ走行距離、同じ年数、同じ走行環境に晒されています。片側が寿命を迎えて破れたということは、もう片側もゴムの硬化や亀裂が限界近くまで進行している証拠です。同時に依頼すればリフトアップ工賃や点検工賃をまとめられる場合が多く、トータルのコストや再入庫の手間を抑えられます。
Q2:オートバックス等で使われる分割式ブーツの耐久性は、純正一体型に劣りますか?
A2:正しく脱脂・接着施工されていれば、実用上の耐久性は一体型とほぼ遜色ありません。現在流通している主要メーカー(日立パロート、大野ゴム、PITWORK等)の分割式樹脂ブーツは、耐熱・耐候性に優れた特殊プラスチック素材を採用しており、5万km以上の耐久実績が多数あります。ただし、施工者の手腕による脱脂・圧着の甘さがあると早期剥離の原因となるため、実績のある信頼できるピットへ依頼することが肝要です。
Q3:ステアリングを切った時にカタカタ異音が出ている状態でも、ブーツ交換だけで直りますか?
A3:残念ながらブーツを新品に交換しても異音は直りません。異音が出ているということは、ジョイント内部のボールベアリングやレース軌道面が物理的に削れ、ガタが生じている決定的なサインです。この状態でグリスを充填して密閉しても損傷した金属は元に戻らず、最悪の場合は走行中にジョイントが粉砕して駆動力を失います。速やかにリビルト品や新品へのドライブシャフトASSY交換を行ってください。