韓国 不買運動 日本企業の打撃は、企業ごとに明暗を分ける結果となりました。ビールや衣料品、文具などを対象に始まった「No Japan」運動は、ブランド力を持たない中間層の日系商品を一気に店頭から淘汰しました。
しかし、ブランド力が極めて高いユニクロやアサヒビールなどは、徹底したローカライズや限定商品の投入によってV字回復を達成しています。つまり、不買運動は「撤退の唯一の原因」ではなく、もともと競争力を失いかけていた企業を市場から退場させる「最後のトリガー」として機能したと言えます。
さらに注視すべきは近年の韓国経済動向 日系企業への波及です。家計債務の高止まりや不動産不況、ウォン安の進行は、韓国国内の個人消費を強く冷え込ませています。消費者が「本当に価値のあるもの」以外への支出を削る中、中途半端なポジショニングの日系ブランドは淘汰圧に晒され続けました。