独特の漢字の組み合わせから「風情ある芸名」と思われがちな「一青窈」ですが、正真正銘の本名として登録されています(結婚後の戸籍姓を除き、旧姓・実名として本名)。ただし、彼女が生まれた瞬間からこの名前を名乗っていたわけではありません。
1976年に台湾の台北市で生まれた彼女の出生時の本名は、台湾名で「顏窈(イエン・ヤオ / Yan Yao)」でした。台湾人の父親と日本人の母親の間に生まれたため、幼少期は父の姓を名乗り、現地で暮らしていたのです。
その後、小学校進学を控えた時期に家族とともに日本へ移住。父親が亡くなった後に日本国籍を選択・取得した際、母親の姓である「一青」を名乗ることになり、現在の「一青窈」という本名が定着しました。つまり、「一青」という名字も「窈」という名前も、両親から受け継いだ本物のアイデンティティそのものなのです。