自分の症状が見極められたら、それぞれに適した治療ステップへと進みます。間違った薬剤の使用は肌バリアを壊し、症状の長期化を招くため細心の注意が必要です。
【毛孔性苔癬の治し方】:角質軟化と代謝促進
毛孔性苔癬に対しては、硬くなった角質を優しく溶かして滑らかにする「尿素」や「サリチル酸」を主成分とした外用薬が基本です。無理に角栓を指で押し出したり爪で引っ掻いたりすると、毛穴周辺に色素沈着が残り、茶色いブツブツとして定着してしまいます。入浴後に角質柔軟クリームを塗り込み、ターンオーバーを穏やかにサポートしましょう。
【毛包炎の治し方】:抗菌・抗真菌成分の活用
毛包炎で赤く腫れている場合、ステロイド単体の軟膏を自己判断で使用するのは禁忌です。ステロイドは局所の免疫力を下げるため、かえって菌を増殖させてしまう危険があります。細菌性であれば抗生物質配合の市販軟膏(テラマイシン、クロマイ-Pなど)、マラセチア菌が疑われる広範囲のブツブツには抗真菌成分を含む洗浄料や塗り薬の選択が効果的です。
【ニキビの治し方】:抗炎症と殺菌の徹底
初期のニキビであれば、イブプロフェンピコノール(抗炎症)やイソプロピルメチルフェノール(殺菌)が配合されたノンコメドジェニック処方の外用薬で沈静化を図ります。皮脂を奪いすぎないよう洗浄し、油分の少なめなジェルやローションで水分を補給することが回復への近道です。