久留米の花き流通を支えるセリ市は、年間を通じて極めて高い熱量を帯びています。市場関係者が慌ただしく行き交う競り場の様子は、まさに地域の園芸産業の心臓部です。
久留米花市場セリ市日程は、品目ごとに曜日が明確に分かれています。一般的なスケジュール構成は以下の通りです。
・切り花セリ:毎週月曜・水曜・金曜(早朝〜午前中)
生花店が週末の需要や冠婚葬祭に合わせて仕入れるため、月・水・金の早朝から活発な競りが行われます。
・鉢物・観葉植物セリ:毎週火曜・木曜または特定曜日
全国の生産者から届く観葉植物、季節の鉢花、胡蝶蘭などがレーンに次々と流れます。
・久留米つつじ苗木セリ市:春季(2月〜4月頃)集中開催
世界的に知られる「久留米つつじ」の苗木や庭木が大量に取引される名物セリ市。全国から造園業者やバイヤーが集結し、競り人の威勢の良い掛け声とともに驚くべきスピードで落札されていきます。
近年の切り花鉢物卸売価格の動向を見ると、気候変動や物流コストの上昇に伴い変動幅が大きくなっていますが、久留米市場は産地直結の強みを活かし、西日本エリアでも極めて安定した供給力と価格競争力を誇っています。