ピッチに足を踏み入れた瞬間、足裏から伝わる適度な反発力に驚かされる。ここ数年で進められたピッチの改修事業により、ピッチコンディションは劇的に向上した。導入されたのは、欧州のトップクラブがこぞって採用する最新のハイブリッド芝だ。激しいスライディングでも剥がれにくく、選手の足首や膝への負担を最小限に抑える設計が施されている。
「雨の日でもボールが走る。海外のスタジアムでプレーしている感覚に近い」と、ここで合宿を行うユースチームの監督は太鼓判を押す。天候に左右されず、常に高いクオリティのトレーニングを担保できる環境こそが、全国の指導者を引きつけてやまない最大の理由だ。