吉川ひなのの結婚史を語る上で欠かせないのが、1999年に世間を大いに賑わせたヴィジュアル系ロックバンドSHAZNAのボーカル・IZAMとの結婚劇だ。二人の出会いは、同年に公開された映画『デボラがライバル』での共演がきっかけだった。当時、若者のファッションアイコンとして絶大な人気を誇っていた二人の電撃結婚は、ワイドショーやスポーツ紙を独占する一大ニュースとなった。
しかし、その結婚生活はわずか7ヶ月で終止符を打つこととなる。あまりにも早い離婚劇について、当時「おままごと婚」などと揶揄されることもあったが、当人たちにとっては互いの若さや価値観の違い、過度なメディアの過熱報道が重なった結果であった。十代後半という多感な時期に経験したこの出来事は、その後の彼女の人生観や人間関係の築き方に大きな影響を与えることとなった。