主要観光地の混雑を避け、より深い体験を求める旅行者に向けて、現地取材で見えてきた実力派スポットを深掘りします。
今注目を集める北海道の穴場観光スポット筆頭は、道央西部に位置する「積丹半島(しゃこたん)」です。積丹ブルーと呼ばれる息をのむ透明度の海と神威岬(カムイみさき)の絶壁は、富良野や知床に匹敵する景観美を誇りながら、比較的混雑が穏やかです。また、大雪山系の麓に位置する「東川町」は、個性派カフェや木工クラフトギャラリーが集まる文化発信地として、感度の高い旅行者の間で滞在先としての評価が急上昇しています。
旅の満足度を左右する北海道温泉ランキングにおいて、長年不動の首位を走るのが「登別温泉」です。9種類もの異なる泉質が湧き出す地獄谷の迫力と湯量の豊富さは圧巻の一言。次いで、札幌市街地から車で約50分と好立地な「定山渓温泉」、世界でも極めて珍しい植物性温泉を体感できる帯広の「十勝川モール温泉」がリピーターから熱烈な支持を得ています。
さらに見逃せないのが北海道ご当地グルメ人気ランキングの実態です。
- 1位:海鮮丼・寿司(函館のウニ・イクラ、小樽の握り、釧路の勝手丼)
- 2位:ジンギスカン(札幌の炭火生ラム、滝川発祥の味付け肉)
- 3位:札幌スープカレー&ご当地ラーメン(濃厚味噌、旭川醤油、函館塩)
- 4位:十勝豚丼(甘辛タレと香ばしい炭火焼きの極上ハーモニー)
取材時、札幌市内の人気ジンギスカン店店主は次のように証言しています。「2026年以降、原材料費の高騰で価格はやや上がっていますが、鮮度の高い生ラムと地元産野菜へのこだわりは一切妥協していません。夕方17時の開店直後か21時以降の遅い時間帯を狙うと、行列を回避してゆっくり味わっていただけます」。