彼の若き日のキャリアは、決してあらかじめ用意されたエリートコースではなかった。高校卒業後、単身アメリカ・シアトルへ渡り、IT学科でビジネスとコンピューターサイエンスを学んでいたことは知る人ぞ知るエピソードだ。
ITバブル崩壊後の就職難やビザの壁に直面した彼は、自らの足でアジア各国を巡る放浪の旅へと出た。タイ、ベトナムを渡り歩き、辿り着いた香港のクラブで偶然現地のファッションエディターの目に留まったことが、彼の運命を大きく狂わせることになる。衝動と直感に突き動かされた若者の行動力が、結果として世界的スターの第一歩となったのだ。