カフェ激戦区として知られる中目黒において、オープン以来変わらぬ人気を誇る中目黒 古民家カフェの代表格が「ラ・ヴィア・ラ・カンパーニュ」です。イタリア出身のデザイナーであるシルバ・ロベルト氏が手がけたこの空間は、昭和初期の木造日本家屋をベースにしながら、ヨーロッパ各地から集められたヴィンテージ家具や古材、ドライフラワーを美しく調和させています。
単なる飲食店にとどまらず、空間そのものがひとつの芸術作品として成立している点が同店の最大の強みです。1階のエントランスをくぐると、香ばしい小麦の香りと共に、素朴で力強いハード系パンやスコーンが並ぶベーカリーカウンター、オーガニックアロマやリネン製品が並ぶライフスタイルショップが広がります。そして軋む木製階段を上った2階のカフェスペースには、柔らかな自然光が降り注ぎ、訪れる人を静かに包み込みます。
空間設計からテーブルウェア、カトラリー、BGMに至るまで徹底された世界観は、訪れる人に「日常のノイズを完全に遮断する贅沢な時間」を提供しており、流行の移り変わりが早い都心のカフェカルチャーの中で確固たる地位を築いています。