撮影現場を共にするスタッフたちが声を揃えるのは、テレビ画面で見る印象以上の謙虚さと気遣い。その根底には、母親による「感謝を忘れない」教育があった。幼い頃、壁にぶつかって泣きじゃくった夜、母親は決して言葉で問い詰めることはしなかった。ただ静かに温かい手料理を出し、手紙を添えてそっと背中を押したという。
一方で、プライベートでの意外な素顔も浮かび上がる。実は母娘揃って大のイタズラ好き。家の中では日常茶飯事でドッキリを仕掛け合い、笑い転げるような家庭で育った。モデル時代、体型維持や周囲との比較に苦しんだ時期も、母親の「栞里は栞里のままでいいんだよ」という一言が救いとなった。飾らない素顔は、深い母性によって守られてきたのだ。