SNSやネット掲示板、Q&Aサイトには、海賊版に手を出したことで甚大な実害を被った読者の切実な相談が毎月のように寄せられています。
「最終巻のネタバレを追いたくて海外サイトを開いたら、警告音が鳴り止まなくなり、画面ロック解除のためにプリペイドカードの購入を要求された」(20代男性・大学生)
「zipファイルをPCで開いた翌日、SNSアカウントがすべて不正ログインされ、知人にスパムDMをばらまかれて社会的信用を失った」(30代女性・会社員)
これらは氷山の一角です。警察庁やIPA(情報処理推進機構)の公表資料を見ても、不正サイト閲覧を起因とするサイバー犯罪被害相談は高水準で推移しています。数百円の単行本代を惜しんだ結果、端末の初期化費用や個人情報漏洩による金銭被害など、何十倍もの実害を被る事態が現実化しています。